2020年7月9日木曜日

テープカット

モンゴルに行けない状態はいまだ続いています。
さて、ふと思いついたのですが、皆さんはテープカットをされたことがありますか?式典の開会式なんかで偉そうな人が紅白のテープをカットするあれです。

私は、ほんとに私なんかが僭越なのですが、10回まではないですが、5、6回、ひょっとしたらそれ以上、テープカットしたことがあるんじゃあないかと思います。いちいち記録には付けていないので正確にはわからないんですが。すべてモンゴルでの出来事です。人生で初めてテープカットしたのはおそらく2011年くらいで、直近では、2018年か2019年かにある企業のイベントでテープカットをさせていただきました。

テープカットするときは、まず、司会者に前に出るように呼ばれて紹介されます。それから、白手袋を付けて、きれいな金色のはさみで一斉にテープを切る。その様子をテレビカメラとか、主宰者の広報担当が撮影する。おおむねこういう流れだと思います。

私のテープカットの頻度を数えると、ここ10年で6回として、1~2年に1度はテープカットしている計算です。これが多いか少ないかといえば、大企業の社長とか国会議員なんかに比べると大して多くないでしょうが、一般人としてはまずまずの頻度ではないかと思います。そして、今後も、私の人生でテープカットする機会は何度かあるのではないかと推測されます。65歳まで現役だとして残り20年近く。これまでの頻度でいけば、およそ12回もテープカットのチャンスがあることになります。

この12回のテープカットで、ただ凡庸にテープをカットしていていいのでしょうか?テープカットというイベントは、見ている人は全然面白くもなんともないと思います。実際、私も、見物人としてテープカットを楽しんだ記憶というのはこれまでの人生で一度もありません。「今日のテープカットは興奮しましたねえ」とか「一番右の人のカットは鋭い切り口でしたねえ」とか語り合った記憶もありません。ならば、今後私は楽しいテープカットをやってみようと。
そのために、次回のテープカットの機会から、私は、マイ・テープカッター(ハサミ)と白手袋を購入して持参することに決めました。テープカットで前に呼ばれたときに、アシスタントの女性がトレイに載せてハサミと手袋を渡しに来ますが、「いや、マイ・テープカッターがありますので」と言えば、これは面白いだろうと。
このアイディア、実は同じことをみうらじゅんが書いていたので、そのパクリですが、私がテープカットするであろう場所は、おそらくモンゴル、ミャンマーなどが中心となりますので、結構うけるのではないかと思います。

今から次のテープカットがとても楽しみです。



年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...