2017年6月22日木曜日

「これからの司法と法曹のあり方を考える弁護士の会」

勝手にFAX送りつけてくるだけで、あまりいい気持ちはしないわけだが、それが「弁護士を減らせ」という団体からのものであれば、よりむかつく。

この前来ていたFAXには、司法試験合格者を1000人以下にしろと書いてあった。
理由は、弁護士が増えると就職難、OJTができなくなる、質の低下、優秀な人材が法曹にならないといったことを書いている。

そもそも、法曹が優秀であるという前提が彼らの大きな間違い。おごり高ぶりだ。少なくとも私は優秀な人材ではない。これは、自分のことであり間違いないことだ。法曹が優秀でないといけないという、そもそもの議論の前提がおかしいんだ。武士は立派な人間だみたいな話で、そんなの人によるだろうし、それで十分だろう。

OJTにしたって、法科大学院修了後、司法修習を1年もかけて、しかも給料まで支給して修習専念を義務付けていながら、それでも即時に独立して仕事するのがダメというのは、そもそも求めているもの、想定している仕事のクオリィティがおかしい。弁護士全員に十分な熟練した職人技を求めるなどありえないだろう。

要するに、言っていることが今のシステムと一切一致していないのだ。だから、昔に戻せと言っているのだと思うが、貴族制度を復活しろみたいな話であって、話し合いになんかなれっこないレベルの議論である。くだらなすぎる。これをみても、やっぱり法曹のレベルは低くなってるな。


年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...