2014年4月28日月曜日

モンゴル・アパート購入の注意点


日本と同じく4月のモンゴルは春の気配が漂います。ただし、モンゴルの春は嵐の季節。突風が吹いて飛行機が遅れたり、急に天気が悪くなって降雪したり、必ずしも穏やかな春ではありません。

写真:先日もウランバートルは4月末というのに積雪がありました。 


さて、先日も、モンゴルでアパートを購入したいという日本人にお会いしました。アパートと言っても、日本流にいえばマンションです。モンゴルでは、外国人が土地を購入することができません。しかし、建物(アパート)であれば購入できます。
アパート価格はここ数年で急上昇していて、不動産バブルの様相を呈しています。私がモンゴルに来たのは2010年ですが、この4年ほどで賃料は1.5~2倍に上昇しています。ただし、昨年来、外国人向けの高級アパートの賃料は落ち込み気味です。資金繰りに問題のある物件が多いのか、街を歩けば、建築途中で工事が中断している物件も多数みうけられます。
 写真:このビルで死亡事故が起きました。このような建築途中で工事が中断しているビルがあちこちにみられます。

 
アパート購入の際注意すべきことは、購入の目的によっても異なります。投資目的であれば場所が重要になります。たとえば、開通予定の地下鉄駅の推定場所、区画整理事業の対象地区かどうかといった点を考慮する必要があるでしょう。自己使用目的であれば交通渋滞や周辺の治安を考慮する必要があります。ウランバートル市中部は給湯管で暖房・お湯が供給されていますが、地区によってはお湯の温度が低いといった問題もあるようです。このような細かな点にも配慮できればよいと思います
 
 
法的な注意点としては登録がきちんとできているかどうかが重要です。登録面積と実際の面積が一致していないこともあります。これは旧来のアパートの面積評価では共有部分の面積を入れていないことが多かったこととも関係します。アパートの面積に共有部分が含まれているのかいないのかについても確認が必要です。

年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...