私は、2013年4月から7月にかけての約3か月の間に、モンゴル全21県の23か所の町を訪問しました。訪問した土地では最低2回のセミナーを実施しましたので、3か月間ほとんど土日も関係なく出張している状態でした。その旅の中で気付いたことなどもこのブログに書いていこうと思います。
ウムヌゴビ(南ゴビ)はゴビ砂漠に近く恐竜の化石が出ることなどでも有名で、観光地としてそれなりに発展しています。また近年では鉱山開発が進んでおり南部の拠点となっています。ウランバートルから南に約600kmの距離にあり、ゴビ砂漠に囲まれています。
ランドクルーザー2台で出発。途中お互いに車を見失うといったトラブルもあり、ウランバートルを朝出発しダランザドガドに到着したのは夜9時ころでした。4月中旬とはいえ草原にはまだ雪が残っていました。南へ下るにつれ雪がなくなり、ゴビに近づくにつれ地形も平坦になってきて、気温も暖かくなってきました。駱駝も見えます。
写真:南ゴビにはこのような景色が広がっています。この後ガゼルにも出会いました。
ダランザドガドには一泊5万円以上もする高級ホテルもあります。主に鉱山関係の外国人などが利用するとのこと。レストラン等でも非常に物価が高いという印象をうけました。滞在中県知事ともお話しましたが近年鉱山開発の関係で県の経済状況が変化しているとのことでした。ウムヌゴビ県は2011年夏に家族で訪問したことがありましたが、そのときは郊外の砂漠や観光地を訪れました。宿泊もゲルキャンプで、ウムヌゴビの町に入ったことはありませんでした。今回はじめてダランザドガドを訪問しましたが、水道・電気・インターネットなどのインフラも割合しっかりしており、モンゴルの地方都市の中では(物価さえ普通であれば)暮らしやすい町のように感じました。
写真:ダランザドガドの市場付近の様子