2014年11月7日金曜日

モンゴルで禁止されているビジネス

モンゴル国では、次の種類の企業活動が禁止されています。

1.阿片、法律で定める以外の麻薬の製造・輸入・販売

2.売春(幇助含む)やその広告

カジノ

4.いわゆる連鎖販売取引事業
*日本と異なり有限連鎖であっても禁止されていると思われる。


これらは非常に適切な規制だと思いますが、カジノの是非については日本でも議論になっているところであり、地理的に、中国・韓国などの外国人客を対象にすれば外貨収入を得られるメリットもありそうです。
以前、モンゴルでもカジノ法の導入が検討されたことがありますし、パチンコもありました。パチンコは、熱中してアパートを失い生活を崩壊させる人も出てくるなど社会問題化して禁止された経緯があります。これは資本主義の導入時期ということも考えると正しい判断だったように思います。
* もちろん日本でもパチンコに起因する自己破産や犯罪が多発しているのは周知のことです。先日の警察庁の国会答弁にもあったように国はパチンコが賭博であると絶対に認めませんが、明らかに換金できることは、飛田新地で売春がされていることと同様、全員が知っていることです。たとえば「寡婦の店」のようにパチンコの換金所はパチンコ店とは別だと装っていますが、明らかにパチンコ店と一体です。ただ、最近、ヘイトスピーチを行う右翼団体などがパチンコに対して異議を述べている現状もあり、パチンコに反対する議員が西村真悟衆議院議員であるなど、日本で「パチンコがおかしい」と主張すると彼らと同列にみなされかねないように感じて躊躇してしまいます。

最近では、日本企業による還元水などの連鎖販売取引が流行していましたが、詐欺のようなものだといった認識も広がっているようです。もちろんピラミッドの上位の人は多大な利益を上げています。パチンコや売春は刑法に反するものであり連鎖販売とは少し意味合いが異なりますし、実際モンゴルでは個人が行っている場合には適法なわけですが、消費者被害などいわれるときが来るかもしれません。

なお、カジノについては、法務内務省から特別許可を得れば事業として行うことが可能ですが、許可を得るのはかなり困難だと思います。








年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...