2017年4月12日水曜日

席順

どうでも良いといえないのが、上座下座のマナー。
私は個人的にはほとんど気にしないが、気にする人がいることも知っているので、気をつけてはいる。

うちの事務所は、構造上、会議室(といってもパーテーションで区切っているだけ)の入り口に近い席に依頼者や来客に座ってもらうことが多い。これは、入り口近くが下座というマナーに反するようも思えるのだが、窓に対面していてながめがよいのと、私の移動には入り口近くに座ってもらうほうが都合がよいことから、そうしていただいている。「こちらにどうぞ」と勧めるのだが特に断ってはいない。マナーが分かってないなと思われているかもしれない。一言添えるべきか。

分からないのがエレベーターの(立ち位置ではなく)乗り方である。
よくあるのが、エレベーターのボタンを押して、上位の人に先に入ってもらう。そして出るときは同じく先に出てもらう。こういう人が多い。私はこれは間違ってるのではないかと思う。危険な乗り物は、下位者が先に乗り込み、上位者を先に出すのがマナーではないか。海軍でカッターなんかの乗船順はそうではなかったかと思う。だから、本来、下位者は先にエレベータに乗り込んで、中から「開く」ボタンを押すべきではないかと思うのだがどうだろう。
もっとも、最近では、飛行機に乗る際も、上位の席から先に乗り込んでいる。ということは、上位者が待たずに先に入るというのがスタンダードなのか。

このようなマナーについては、共通理解がないと思わぬ誤解を招くなど困ることになる。そんなこと気にしないよという人が大半だろうが、弁護士なんかには気むずかしい人も多い。やっぱり気になるものだ。

年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...