2013年5月、セレンゲ県マンダル郡(旧ズーンハラー)を訪問しました。ここは、ウランバートルの北東200km弱の距離にあります。
写真:町の眺め
このあたり一体は、農業が盛んとのこと。町のはずれの丘に登って眺めると、周辺一体が麦畑になっていました。セレンゲ県はかつて「農業県」といた肥沃な土地です。1922年にはこの地にはじめての国営農場「ハラー農場」が設立されました。1933年の農場は、891世帯2800人、バグ10、家畜数56300頭の大きさであったとの記録があります。かつては、農場で囚人を労働させていたと聞いています。
写真:町の周囲の丘
写真:丘の上のオボー
また、この地では、古くから牧畜業が盛んで、金鉱採掘場もあり鉄道の駅もあります。木工場、人民軍、鉄道駅、10年制小中学校、医科学校などがあり、現在の町の主要産業としては、木材関連があげられます。マンダル・ソムは県庁ではない郡としては、発展している町だと思いました。ホテルも立派な建物でした。名物のウォッカの乾杯で酔っ払いました。
写真:いかにもモンゴルの田舎にいそうな犬
写真:この町ではパトカーの先導がありました