2014年9月18日木曜日

物価上昇の実感

モンゴルでは物価が上昇していると言われます。
確かに、最近スーパーマーケットで少し多めに食料などを購入した場合、すぐに5万MNTとかいう値段になってしまいます。ちょっと買っただけでも2万MNT。昼食などもちょっとましなものを食べると1万MNTを超えてしまいます。
私が2010年にモンゴルにきたときには、もうちょっとMNTに使い出があったような気がしますが最近は財布にお金を入れてもすぐなくなる・・・


JETROが発表している「モンゴル経済概況(2014年7月)」によれば、今年6 月の消費者物価指数は前年同月比 14.6ポイント(前月比 0.5 ポイント)上昇したとのことです。小さいものだけでなく、大きな買い物、たとえば不動産価格も、ウランバートル市中心部のアパート価格は前年同期比 31.6%上昇しているようです。新しいアパートのほうが上昇率が高いとのこと。


こういったデータを見ると、なるほど実感と合っています。
買い物をするときには悲しい。
しかし、逆に、ドルを両替したときには、この実感は喜びとして感じられます。今日両替したレートが18.4程度。たとえば、500ドル両替すれば90万MNTちょっとになります。急激にMNT安が進んでいることから、かつての1.5倍のMNTが買えるという感じでしょうか。
モンゴルは、国内で生産できる物品は(肉や羊毛をのぞき)ほとんどなく輸入に依存する国ですから、MNT安によって物価上昇するのはまあ当然なわけです。たとえば比較的安定しているユーロなどでモンゴルの物価を換算すると、実はほとんど上昇していないといったことがわかりますし、むしろ、価格が為替相場の低下に追いついていない例も目についてきます(通信料など)。
以前、料金表示をMNTで行わなければならない法律のことを書きましたが、この法律などはモンゴルの物価安定化に密かに役立っているように思います。豆知識として、社会主義時代のMNTはソ連邦のルーブルと等価(固定相場)だったとのこと。そんな時代もあったんですね。

年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...