2014年5月13日火曜日

モンゴルの地方都市④ スフバートル県 バローンオルト

2013年4月、スフバートル県バローンオルトを訪問しました。
スフバートル県はモンゴル東端の県で、中国・内モンゴル自治区と隣接しています。ウランバートル市から約600キロ離れており、人口は約1万5000人と小さい県都です。この周囲は広大な平原で全くなにもありません。聖なる山などが付近にあるそうですが、時間の関係と旅の疲れで立ち寄ることはありませんでした。
 写真:何もない大地を走り続けます


写真:見渡す限りの大草原 


写真:道は悪くこのような車両に出会いました。引っ張って助けてあげましたが、
モンゴルの郊外を車両1台で走るのはたいへん危険です。


「砂ぼうず」という漫画があるのですが、私にとって、この町のイメージは「砂ぼうずの町」です。写真をごらんになっていただければお分かりのとおり、全体に砂の町のイメージがあります。4月だというのに非常に暑く乾燥していました。県庁前広場だけは舗装されており、建国の英雄スフバートルの立派な銅像があります。
このような町でも外国人(欧米人)が1人住んでいるそうです。日本人は住んでいないとのこと。私はこの町で2泊したのですが、ウォッカで悪酔いした記憶が印象深く残っています。
最終日には、著名な馬の調教師とお会することができました。バローンオルトは速い馬の産地として昔から有名です。モンゴルでは競馬が盛んです。富裕層には自ら馬を所有することが流行しており、良馬を見極めて育成する調教師の需要は高いようです。
 写真:バローンオルトの中心部近く。舗装などはされていません。


 写真:県庁前の広場。非常に立派なスフバートルの銅像があります。


写真:町のそばの丘から中心部を一望しました。

年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...