※私が訪れた当時この町の名前は「ウンドゥル・ハーン」でしたが、2013年11月に「チンギスハーン」に改名しています。
ウランバートルからは東に約300キロの距離であり、チンギス・ハーン市の人口は約15000人です。県北部はロシアと隣接しています。ヘンティ県は、チンギス・ハーンの生誕地とされており特に県の南部のガルシャル地域は、モンゴルで最も早い馬の産地として有名です。
写真:県庁前にあるチンギス・ハーン像
写真:ウンドゥル・ハーンからチンギス・ハーンに都市の名称を変更する決定書
ヘンティ県に行かれた方はお分かりと思いますが「チンギス・ハーン」という名前の店が非常に多いです。なんでもかんでもチンギス・ハーンという印象で、この地の人の思い入れが感じられます。私は、2013年8月には、県都から少し山に入ったハル・ズフニィ・フフ・ノール(黒い心臓の青い湖)という湖に隣接するキャンプにも宿泊しました。チンギス・ハーンがこの付近で結婚式をしたとのことで、歴代ハーンの碑が建てられています。
写真:ハル・ズフニィ・フフ・ノールの美しい風景
2013年4月の訪問では県知事ともお食事をさせていただきましたが、ヘンティ県は外国人観光客の誘致も進めたいとのことでした。私は「マラソン好きの日本人向けに『チンギス・ハーン・マラソン』をやってみたらどうですか?」と、くだらないご提案してみましたが、「いいアイディアですね」と流されました(笑)
写真:ヘンティ県の郊外