2014年5月26日月曜日

モンゴル・印紙税

領収書に貼る収入印紙ですが、今年の4月から日本では受取金額5万円以下のものについては非課税になったそうです。
真:1926年発行とされるモンゴル収入印紙


ところで、モンゴルにも「印紙税法」という法律があります。
たとえば、裁判所に訴状を提出する際、訴訟手数料を支払う必要があるのですが、この手数料は印紙税法で定まっています。日本でも、裁判所に訴状を提出する際、収入印紙を貼って提出しますので、手続としては日本と同じです。その他、40種類以上の国家サービスについてそれぞれ税額が定められており、印紙税を支払う必要があります。私は、2013年に裁判所で新設した手続の印紙税を定める作業、それに伴う印紙税法の改正作業をしたことがありますが、法律の仕組みそのものについては全く違和感なく理解できました。
写真:同上


しかし、実際にモンゴルでの印紙税の支払方法を見てみると、日本とは全く異なります。もっとも疑問に思うのは、「印紙」税といいながら、モンゴルには、収入印紙がないのです。
ではどうやって印紙税を支払うのか。これは、近くの銀行で印紙税相当額の振込を国の指定口座あてに行い、その振込伝票を添付することで印紙税の支払証明としています。印紙がないのに印紙税という名称であることについては非常に気になっていて、調べてみました。モンゴルでも昔は印紙があったようです。1926年発行の収入印紙ということで、写真のものを見つけました。印紙税という名称はこの名残であると思われます。

年齢を意識する

 高校の同窓会の案内が届いた。卒業後30年以上経ってはじめての同窓会である。同級生は皆50歳を超えている。生憎、所用で参加できないのだが、いまだに14歳のときから考えていることはほとんどおんなじで年齢を意識することなどほとんどないぼくも、ああ、おじいさんになったのかとしみじみする...